分分、析析

こってり搾られた週末前最後の平日。急に催されたプレゼンで、それまでに各々が培った知識の露呈評論会、と言えるだろう。勉強を散々怠った付けが回ってきた。

昨年の11月から急に飛び込んだデータサイエンス業界、正直な所私は舐め腐りすぎていた、と思う。部署の空気全体が緩く、組織が上手く機能していないのはそうだとしても、それに対して文句を言っている彼等は皆、文句を言える程度の知識は既に持っている。私と同じ土俵ではない。勘違いも甚だしい、とても恥ずかしい。

私がゲームばかりしていた日本での大学生活、彼等は真面目に勉強していただけの事だ。それだけで、現状大きな溝がある。あぁ、もっと真面目に勉強をして、早くから心理学ではなくデータサイエンスに移っておくんだった、なんて過去を後悔しても仕方がないので心に小さく萎ませておく。数日か数週間ぽっちで周りとの根本的な差が埋まるとはとても思えないけれど、少なくとも今の会社で必要とされている範囲内の事ならば、頑張ればこの私でもエキスパートになれるのではないか。否、なるつもりで努力しなくてはならない。土台が無い時点で、選択肢は存在しない。何の為にわざわざ夏休みにインターンをしているのか、それを改めて突き付けられた発表会だった。

改善点しかない=伸び代しかない、だよ。踏ん張りどころね、えい。

美味しいご飯が食べたい。

都会と鉄塔

真夜中の風が気持ち良い木曜日。

気がついたら0時を回っていて、それでも電車がほぼ満員な事に少し驚いてがっかりする。夜の方が、昼よりも東京を思い知らされる。

仕事終わりに、部署の仲が良い面々と恵比寿にディナーを食べに行き、Edition 虎ノ門に東京タワーを見に行った。

私はシャチと水に続いて東京タワーがこの世で3番目に好きなのだけれど、まさにその塔が急に目の前に現れた時の衝撃と感動を味わった今日という日を、きっとこの先ずっと忘れないと思う。人の醜悪と、可愛らしさと、滑稽さなどなどを抱擁して、日々聳え立っているこんなに立派な塔。東京に生まれて幸せだと胸を張れる理由の一つだ。私の敬愛するFさんは、東京タワーを三人称で彼女と呼ぶ。この完璧な夜に、久しぶりに『真夜中乙女戦争』を読み返したくなった。桜のマティーニなんかも飲んじゃって、乙女だなぁ、私。

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どうせ死ぬ。どうせ傷つく。行きたい所には行ってみる。気になる所には飛び込んでみる。家にいたって思い出はできない。バカげていると思っていたことほどやると楽しい。風呂は風呂に入るまでが億劫なように、旅は旅に出た後あんまり後悔しないものだ。行って無価値だと知ることも勉強だ。

                    ーF

 

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粉砂糖メランコリー

昨日とは打って変わって晴天。まだ朝なのに、服越しに肌がじりじりと焼かれる感覚を味わいながら歩いている。たった一日でがらりと天気や気候が変わるのが、ある意味我が母国日本の魅力でもある。文句を言わずに歩こう。所々に残る昨日の雨跡もなんだか可愛らしいと思う。唯一物申したい事と言えば、服の分厚さを連日調整しなくてはいけない事くらいかな。

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自分で考えるべき事が一気に増えて、それがまさに私の求めていたタスクであってやり甲斐もあるんだけど、自分の技術と知識が未熟すぎてあまりにももどかしい。同じインターン生でも歴然とした差が既にあって、それを散々痛感した今日はかなり落ち込んだ。部署内2人のインターン生でこうも差があっては、私はもう愛想を振り撒くしか出来る事が無い。

説明する力、だと思う。そもそも育った環境と地頭の掛け合わせが完璧だから敵いっこないし、まともに勉強し始めて半年の私と比べる事すら烏滸がましいけど、彼は本当に今の会社の今の部署に収まっていい器では無いのは、誰から見ても明らかだ。頭が良い人とは、彼のような人を差すんだと知った。性格も良いものだから、頭が上がらない、というより自ら進んで下げたくなる。

地道に、楽をしようとせず、きちんと知識として専門的な語彙も身に付けようと思った。相手に説明出来るか出来ないかで、理解度ってこんなにも変わるのか。

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幸福感で満たされて、殆どおつまみだけで満腹になった私たち。感情はいつでもジェットコースター。何気ない幸せの積み重ね。粉砂糖のように仕上げの幸福を振り掛けて、今日も夜が更けていく。

水滴

朝から大雨。

家の中からも雨粒が地面や屋根、花木に打ちつけられて鳴っていた。天然の楽器だといつも思う。傘を持って出て、実際の降り具合を目にして心が躍る。こんな大雨は、彼氏と6月頭に上野に行った時以来だ。二人で一つしかない小さな折り畳み傘の中にちぢこまって、結局お互い、救いようがないほどびしょ濡れになった。懐かしい。

駅までの道のりを歩きながら、街が全て水に浸かってしまう様子を想像して少し心が踊った。新海誠監督の映画に登場するような色味の、透明感のある美しい液体の塊によって、どぷんと包まれて欲しい。その中の静けさはきっと、天国と呼ぶに相応しい。

梅雨がやって来たね。

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インターン先の先輩が、私のお薦めした上橋菜穂子さん著の『鹿の王』を早速読み進めてくださっていて、ほんのり嬉しい気持ち。昨日の今日で購入してくださった。最近本が読めていないから、私も先輩を見習ってもっと活字に触れたい。

やっと分析らしい分析を任せて貰えて、悪戦苦闘しながらPythonに触れられているのも嬉しい。3週間目にしてインターンらしさが増してきたので、これから本腰を入れていこう。残り大凡1ヶ月、果たして何処まで成長出来るんだろうかと期待。頑張ろう私。